(株)塚谷刃物製作所様のピナクル型に
代表されるエッチング刃(腐食刃型)と、
弊社の彫刻刃型の違いについて質問を多く頂きます。
基本的に同じマシニング機械による
削り出しで刃を形成し、
刃先仕上げ等が各社で違ってきます。
弊社の彫刻刃型と
エッチング刃(ピナクル型)刃型の
大きな違いは以下の通りになります。
1.任意の刃高(高刃仕様)
エッジング刃の刃高は一定。
彫刻刃型は任意の刃高を設定できます。
10mm以上の高刃 実績があります。
厚い材料(ゴム/樹脂)など幅広い分野で使用されています。
2.任意の刃角・刃形状
エッジング刃は刃角/刃形状が一定です。
彫刻刃型は刃角/刃形状が任意で設定できます。
・0.1°単位の刃角設定
・内角と外角の異角刃
・片刃・のこぎり刃・2段刃・3段刃など
材料に合わせた刃形状を提案します。

※のこぎり刃形状
3.鋼材の選択
エッジング刃の鋼材は一定です。
(※参照:ピナクル硬度:HRC46)
彫刻刃型は加工材料に合わせた鋼材を選択できます。
例えば鋼材の中で最も硬いハイス鋼(HRC65)の選択により
耐摩耗性を大幅に向上させる事が出来ます。
4.トムソン型との組み合わせ(彫刻トムソン型)
エッジング刃とトムソンのベース厚みに差があるので、
トムソン型との組み合わせは困難です。
一方、トムソン刃物を彫刻刃型を組み合わせが可能
従来のトムソン刃では曲げが出来ない形状に対応します。
(特許取得済)
5.立体形状刃
立体的成形品に合わせた立体刃型・打ち抜きに対応します。
6.鏡面仕上
特殊な仕上げ加工を施す事で、
刃先面粗度を1/10に向上させました。
面粗度向上→切断面向上につながります。
7.表面処理(コーティング)
非粘着・耐摩耗性向上など、昨日に合わせた
様々な表面処理コーティングに対応します。
以上、彫刻刃型メーカー全てが、ミラー仕上げや
立体刃型など対応できる訳ではなく、あくまで弊社の彫刻刃型の
特徴です。
特にトムソン型と彫刻刃型を自社内で製造し
幅広い提案できる技術を持つのは国内で弊社のみです。
ピナクル刃(エッチング刃型)では出来ないけど、
こんな仕様できる?など
お問合せお待ちしております。