最近、お客様からお使いの抜型に関して、
寸法だけでなく工程能力、受け入れ管理、トレーサビリティなど
抜型管理の指示や問い合わせが増えていませんでしょうか?
抜型の寸法・形状が、そのまま加工する製品に反映される、
非常に大きな要素です。
また抜型は手作業がまだまだ多く、
同形状のリピート型で品質の差やバラツキが発生します。
前回の型は問題がなく使えていたのに、新しい型は寸法入らない、
うまく抜けないなどのご経験があると思います。
また寸法測定の箇所において
近年、Rが連続する複雑な形状、仮想交点からの寸法測定が増えています。
当然、仮想交点では実際の刃物/製品が無い点なので、
通常では測定できません。
「精密抜型」製造メーカーの一部でも、
この仮想交点を、おおよその目測で取っています。
当然、正確な寸法は測定できません。
弊社では、作業者による測定のバラツキのない
自動測定機(キーエンス製)を導入しています。
この測定機では、画面に映る実際の刃物/製品に対して、
補助線や仮想交点を自由、正確に引くことが出来ます。
また、お客様から提供頂いたCADデータを取り込み、
測定データと重ね合わせ、任意箇所を測定できます。
また、抜型の寸法を測定するだけではありません。
ご要望があれば、複数枚の製品測定し
工程能力指数:Cpkを算出し
工程能力に入っていることを確認した抜型を納品致します。
測定などお困りのことがありましたら、お気軽にご相談下さい。