彫刻刃型の最重要部分の【刃先】
先端幅0を目指し製造しています。
一方、刃先を測定/観察が非常に困難です。
日本有数な測定機メーカー「キーエンス」様の
レーザー測定機でも刃先観察はできませんでした。
弊社では1,000倍拡大のマイクロスコープの他、
電子顕微鏡での観察に対応致します。
これらの測定は刃先の上もしくは斜めからの観察になり、
例えば角度を測定することは非常に難しいです。
そこで今回、新しい観察方法のご提案致します。
製造する彫刻型の製品外部に
【観察用(ダミー)刃物】を一緒に作成します。
この刃物は、加工しているので本型と同じ加工条件で製造しています。
この刃物を切り出し、観察用樹脂に埋め込み/研磨することで切断面(真横)からの観察が可能になります。
加工開始/途中/最終段階で、ダミー刃物を数個作成し検証することも可能です。
この測定/観察はオプションになりますが、
刃角や刃先状態を確認頂く事が可能です。
刃先観察にお困りのお客様は、お気軽にお問合せください。
最後になりますが、
本年もありがとうございました。
株式会社高橋型精は、
精密抜型メーカーとして、
お客様の製品品質向上につながる
新しい技術・抜型をご提案していきます!