「レーザーでベニヤに溝を加工」して刃物を入れる
一般的に言われている抜型(トムソン型/ビク型)の作り方です。
一方、弊社の精密抜型は、
「ワイヤーカットで金属に溝を加工」して刃物を入れてつくります
他社:ベニヤ → レーザー
弊社:金属 → ワイヤーカット
ベースの材料だけではなく、加工する機械が違います!
素材自体バラツキがり、厚みが均一でないベニヤ
一方、弊社の精密抜型の金属ベースは、研磨加工により厚みを一定に管理
またワイヤーカット加工前に、ダイヤルゲージで平行/直角を
1/1000㎜単位で調整、確認します。
(上記写真)
ベニヤにレーザー加工で溝を加工した状態(刃物 組み込み前)です。
目視で分かると思いますが、溝幅にバラツキがあります。
皆様は普段、刃物が組み込まれた状態の抜型をご覧になっているので、
あまり注目した事は少ないと思いますが、ベニヤ種類・厚みにに関係なくレーザーで
加工する際に、溝幅のバラツキは必ず発生します。
一方、ワイヤーカットの溝幅は1/1000㎜単位で加工できます。
(90度曲げ部の内側は、45°逃がした設計しています)
【紙器抜型】直角/平行調整が難しく、厚みにバラツキがあるベニヤ抜型
【精密抜型】直角/平行を調整、測定した研磨した金属ベース抜型
寸法精度が求められる精密抜型において、従来ベニヤベースでは難しいのが、
ご理解頂けると思います。