抜型技術向上ブログCutting die technology improvement blog

トムソン抜型刃物 接合部の開きによる

抜き不良でお困りではありませんか?2020.07.03

以前ブログで、
新しい刃つなぎ(接合部)方法」ご紹介させて頂きましたが、
(詳しくはhttps://tk-keisei.com.ptk2021.conohawing.com/842/)

今回は、トムソン刃物つなぎ(接合部)の
「開き・ズレ防止」についてご紹介させて頂きます。

 加工前には隙間なく接合していた刃物が、
様々な原因でズレが発生します。

このトムソン刃物「開き・ズレ」原因は色々挙げられます。
 ・複雑形状による刃物への負荷

 ・(特に)厚い材料の抜き加工による刃物への大きな負荷
 ・プレス加工時の刃物への衝撃によるズレ
 

特に高機能フィルムや不織布、発泡材(厚物や硬材)素材は、
刃物の開きが原因で製品不良、場合によっては抜型破損に
繋がる恐れがあります。

そこでご提案させて頂くのが、
トムソン刃物接合部への【レーザー溶接】です。


 トムソン刃物 接合部 レーザー溶接

他社の多くはスポット溶接ですが、
溶接幅が大きく強度ムラが生じます。

一方、弊社は精密な【レーザー溶接】により、
刃先まで均一な溶接・開きを抑制します。

この【レーザー溶接】の効果により
製品形状保持や生産性の向上
不良削減などの事例も数多くあります。

「トムソン刃物の開き・ズレ」でお困りの際は、
お問い合わせ下さい。