抜型技術向上ブログCutting die technology improvement blog

ウォータージェット実例②
ウォータージェットVS抜型レーザー「ポリカーボネート」 2026.02.20

5mm厚 ポリカーボネート板の加工比較

レーザー加工 vs ウォータージェット加工

ポリカーボネート(PC)は透明性と耐衝撃性に優れる一方、
熱の影響を受けやすい素材です。

レーザー加工の場合

  • 切断面の黄変

  • 焦げ跡の発生

  • 微細なクラック(応力割れ)の原因

となることがあり、
美観や性能を重視する用途では後加工が必要になるケースも少なくありません。

ウォータージェット加工の場合

ウォータージェット加工は熱を一切発生させないため

  • 変色・焦げ跡なし

  • 材料内部に熱応力を残さない

という大きなメリットがあります。

▶ 想定される具体的な利用シーン

  • 透明カバー・安全ガード

  • 表示窓・観察窓部品

  • 医療・研究用途の透明部材

  • 外観品質が重視される試作・少量生産品


ウォータージェット加工が活きる場面とは

今回の比較事例から分かる通り、ウォータージェット加工は、

  • 変形させたくない柔らかい材料

  • 熱影響を避けたい樹脂・プラスチック

  • 後加工を極力減らしたい部品

  • 試作・小ロット・多品種生産

といったニーズに非常に適しています。

素材・形状・数量によっては、
抜き加工やレーザー加工が最適な場合もありますが、
「品質・素材特性を最優先したい」場合、
ウォータージェット加工は有力な選択肢
となります。


厚物ゴム、樹脂板の加工でお困りでしたら

「この材料はどの加工方法が最適か?」
「試作だけ少量で作りたい」
といったご相談も歓迎です。

図面段階からのご相談も可能ですので、
お気軽にお問い合わせください。

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