今回は、ガラエポ(ガラスエポキシ材)のウォータージェット加工をご紹介します。
ガラエポは、ガラス繊維とエポキシ樹脂を組み合わせた材料で、
強度や絶縁性に優れている一方、加工方法によってはバリや欠け、熱による影響などに注意が必要な材料です。
ウォータージェット加工では、こうしたガラエポについても、材料の厚みや形状、
要求品質に合わせて加工条件を調整することで加工が可能です。
薄物のガラエポは複数枚を重ねて加工可能
薄物のガラエポについては、条件によって複数枚を重ねた状態で一度に加工することができます。
1枚ずつ加工する場合と比べ、重ね加工を行うことで加工回数を減らすことができるため、
数量のある製品では生産効率の向上や加工コストの低減につながります。
もちろん、重ねる枚数については材料の厚みや製品形状、寸法精度などを確認しながら設定します。
単純に多く重ねるのではなく、品質と加工効率のバランスを考えながら加工条件を選定することが重要です。
ガラエポをウォータージェットで加工するメリット
ウォータージェット加工の大きな特長は、加工時の熱影響を抑えられることです。
レーザー加工などの熱を利用する加工方法では、材料によっては切断面の変色や樹脂部分への熱影響が発生する場合があります。
一方、ウォータージェット加工は高速・高圧の水流を利用して切断するため、熱による変質を抑えながら加工することができます。
また、ガラエポはガラス繊維を含むため、刃物による切削加工では工具の摩耗にも注意が必要ですが、
ウォータージェットでは摩耗の心配がありません。
専用の抜型が不要
抜き加工では、製品形状に合わせた専用の抜型が必要になります。
ウォータージェット加工では、基本的にCADデータをもとに加工を行うため、
専用の抜型を製作する必要がありません。
そのため、
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試作品を短期間で製作したい
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小ロットから加工したい
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製品形状が変更になる可能性がある
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多品種少量で加工したい
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抜型を製作する前に形状を確認したい
といった案件にも適しています。
さらに、薄物であれば複数枚を重ねて加工することで、
ウォータージェット加工でも数量のある案件に対応しやすくなります。
数量や形状に合わせて最適な加工方法をご提案
大量生産の場合には、製品形状や数量によって抜き加工の方が生産性に優れるケースもあります。
一方でウォータージェット加工には、
「型が不要」
「熱影響を抑えられる」
「複雑な形状にも対応しやすい」
「薄物なら重ね加工が可能」といったメリットがあります。
当社では、ガラエポの厚み・形状・数量・要求精度などを確認したうえで、ウォータージェット加工や抜き加工など、案件に適した加工方法をご提案しています。
「この厚みのガラエポは加工できる?」
「何枚くらい重ねて加工できる?」
「まずは試作して品質を確認したい」
といったご相談もお気軽にお問い合わせください。
