近年、トムソン型は光学系フィルムの加工に使用されるなど
より複雑で、高い寸法精度が求められています。
一方で、
・トムソン型は寸法バラツキが大きため、試作にしか使えない。
・前回注文して問題無かったのに、再版(リピート)型では
上手く抜けない。寸法が外れている。
・半年ぶりに使用したら、寸法が外れている。
高さムラが大きい。など問題がよく見られます。
トムソン型をご使用されている方で
寸法不良や形状不良は、多くの方がご経験あるのではないでしょうか?
この要因はベースに木(ベニヤ)使用している為です。
ご存知の通り、
木(ベニヤ)は組織が不均一で、季節毎の
温度・湿度の影響でソリ・歪みが発生します。
また、金属に比べ剛性が低いため
刃物の保持力が弱く
細かな刃組で変形したり、
プレス衝撃で刃物が動きます。
弊社では、
「木(ベニヤ)」ベースではなく、
「金属(金属プレート)」ベースや
金属を削りだした「彫刻刃型」でなければ、
1/100㎜単位の精度は不可能と考えます。
※詳細は下の図をご参照ください
また資源保護の視点からも
「木」からリサイクル可能な「金属」へ転換を
進める必要があると考えます。
(株)高橋型精は、抜型の常識
「抜型」=「木(ベニヤ)型」という固定概念を変え、
精密抜型の新たなスタンダードを提案します。