近年、弊社では、
抜型=ベニヤ(木)という概念を払拭すべく、
金属ベース(金属プレート)型のご提案に力を入れております。
(詳しくはこちら⇒ https://tk-keisei.com.ptk2021.conohawing.com/58/)
金属ベース型(金属プレート)は、ベニヤ(木)の伸縮・ソリの影響がなく
高精度を実現しましたが、大型の抜型に対応できないという課題がありました。
ベースサイズが大きい→大きい加工機械が必要でしたが、
アルミベース連結により解決し、実績も増えています。。
その解決のカギとなったのが「ベース連結技術」と「高精度加工」にあります。
※アルミベース連結部の写真
今までは、最大540㎜X350㎜でしたが、最大900㎜X400㎜サイズまで
対応する事が可能です。
組み合わせによるズレも無く、
1/100㎜単位の寸法公差に対応致します。
従来ベニヤはベースが大きくなるほど、ソリ・曲がり・伸縮の影響が大きいですが、
大型アルミベース使用することで、高精度と高い剛性を実現致します。
「エンボス」加工
「彫刻刃型」との組み合わせにも対応します。
※溶接とエンボスの組合せ写真
特に大型な型で心配される「刃の開き問題」にも、リスク回避をした仕様になっております。
年々求められる製品精度に対応していくためには、ベニヤ(木)のベースでは限界があります。
いくら高精度に刃物を曲げても、それを入れるベースの精度が低ければ意味がありません。
ベースも高精度な物に変え初めて「高精度な抜型」と言えると考えます。
大型製品に対してもアルミベースを適用させ、より高精度なプレス加工をサポート致します。