抜型技術向上ブログCutting die technology improvement blog

製品の寸法精度お困りではありませんか?
【高精度彫刻刃型/抜き加工/抜型】2020.12.02

近年、製品の小型化・軽量化に伴い、
ベゼル(額縁)・クリアランスが小さくなり、
製品寸法公差が厳しくなっています。

これらの高精度化ニーズに応えるため、
精密抜型精度を±10μm単位で作り込んでいます。

一方で、実際の加工において、
抜型(刃先)寸法と加工製品寸法の差が
生じることがあります。

これらは、
加工材料厚み・硬さ・プリズム目方向の伸び、
プレス荷重による製品つぶれ(伸縮)、
プレス衝撃による刃先の動きなどが要因です。

この「仕上り寸法精度」に仕上げる為に、
予め抜型(刃先)寸法へ「補正値」を加味した刃型を
御提案しています。

お客様から抜型作成前に実際抜の加工材料をお預かりし、

テスト抜き → 寸法測定 → 補正値検討 → 型再作製 → 再度テスト抜き

一貫生産の強みを活かし、製品の「仕上がり寸法」を実現します。


各種測定機を活用し、拡大画像やSEM、粗さ測定なども可能です。

高精度化を目指す場合は、是非お声がけください。