抜型技術向上ブログCutting die technology improvement blog

〈抜型〉精密技術による識別コーナー形状の御提案(Cカット/R曲げ)2023.01.07

あけましておめでとうございます。
今年も精密抜型・検証・試作・量産までトータルで
様々なサービスをご提供いたします。
本年もよろしくお願い致します。

今回ご紹介するのは、
同形状/2面付の抜型で、
仮に2面の内、1面に不具合が発生した場合、
2面のどちらで加工したものか判断するため
目印となる【識別】の事例です。

形状そのものは変えられない為、
大きな識別を付けることができません。

1面のコーナーをCカット(C1)、
別の1面コーナーをR形状(R1)にして識別する、
ご要望を頂きました。

実際の加工した形状です。
※トムソン刃物 0.7㎜×23.6㎜ 両刃

         【コーナー:C1】                  【コーナー:R1】

わずか1㎜の微細な形状ですが、違いを認識して頂けると思います。
特にCカットは、45°直線を出すのが難しく、Rに近い形状になってしまいます。

精密抜型を得意としている弊社は、この様な微細加工を得意としています。

こんな形状できないか?ございましたらお気軽にお問合せください。