抜型技術向上ブログCutting die technology improvement blog

【抜型/精密抜型】刃替回数50回!
ベニヤ抜型よりエコで高精度
金属ベース抜型の刃替事例2025.05.15

これまでのベニヤ抜型と金属ベースとの違いは、
以前のブログにも掲載させていただきました。

【抜型/精密抜型】目的が違うと構造が異なります!「金属プレート抜型」について

実際にお客様でご使用頂いている金属ベース抜型の実績です。

2020年7月に製作、2025年3月までの約5年間で50回ほど刃替をしました。

特殊な材料を加工しているため
刃物摩耗が激しく刃替が必要になります。

これまでの総ショット数は約216,000ショット
平均で約4,320ショットで、
刃物の摩耗が大きく切れなくなるため
刃替が必要になります。

今、お使いのベニヤベース抜型で
50回の刃替が可能でしょうか?
ベース破損
刃物溝のゆるみにより、間違いなく不可能です。

圧倒的な剛性(強度)/耐久性/寸法な
金属ベースだから可能になります

また作り替え毎に、素材や硬度が異なるベニヤベースでは、
バラツキや個体差が発生し、結果、加工製品に「ばらつき」が発生します。

1型を比べるとコストは高くなりますが、
多くの刃替が必要な抜型では、何度も作り直すベニヤベース型に比べ、
長期的には、コスト削減や廃材を減らしエコにもつながります。

金属ベース抜型(参考写真)

大ロット、刃物摩耗が大きく、
複数回の刃替が必要な抜型が必要な場合ございましたら、

お気軽に弊社へご相談ください。

 

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