刃型の重要要素となる刃先は、
加工数と共に摩耗が進みます。
この摩耗が進むと切断面品質に影響します。
この摩耗を抑えるためには、硬度の高い材料を使用して
耐摩耗性を向上させる必要があります。
鋼材の硬度を表すHRC硬度という単位があります。
一般的な金型に使われる熱処理された
鋼材(ダイス鋼)はHRC60です。
(株)高橋型精の作成する彫刻刃型は鋼材の中で
一番硬度が硬い(HRC70)鋼材で作成します。
硬度が高くなればなるほど、加工が難しく
加工の難易度は上がりまが、その分、耐摩耗性に優れ
切き味が長持ちします。
また硬い加工材に対しても剛性が高く、
刃の倒れ等に効果があります。
是非、ご相談ください。