抜型技術向上ブログCutting die technology improvement blog

工程能力不足で困っていませんか?

高Cpk表層アルミプレート型で解決!2020.02.27

トムソン刃や彫刻刃型を利用した抜き加工は仕上りの良さや金型と比較した時
のコストメリットなどにより、幅広い業界で利用頂いております。

しかし、従来のトムソン刃型ではベニヤ合板に刃物を埋め込むため
ベニヤの収縮に左右され、温湿度環境により刃先寸法が変動してしまうことがあります。
そのため、高精度な製品の打抜きでは工程能力(Cpk)が足りず苦労することがあります。

表層アルミプレート刃型や高精度スチールダイは高い工程能力により課題を解決します。
腐食刃(ピナクル型など)より優れた切れ味と厚物を抜く刃高などのバリエーションも豊富です。

場合により腐食刃(公差±0.01)と同等もしくは凌ぐCpkも出ております。

腐食刃に比べトムソン刃は使われている鋼材自体が硬く、
抜き材料が硬い場合特に耐久性にも優れております。

切れ味 耐久性 精度
総合的にみたスペックは最上位の抜型になります。

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画像のように非常に狭い刃間で型を作成し歩留まりを向上することも可能です。

トムソン刃型の切れ味は魅力だが精度が低く使用できない,
などの課題があれば
是非お声がけください。