多くの製品にある【丸形状】を打ち抜きに使用される
【丸刃】に、いくつかの種類があるのをご存知でしょうか?
大きく4つの種類があります。
【➀くり抜き丸刃】
低コストで一般的に使用される丸刃
紙器・プラスチックなど幅広く使用されます。
内側に跳ね出しゴムを入れて使用します。
【②スプリング丸刃】
内側に抜きカスを跳ね出すための
バネ機構を持つ丸刃です。
カスつまりの心配が無く、安定した加工を実現
【③鉄砲丸刃】
内側に抜きカスを取り込み、そのまま裏側へ
排出する仕様です。中に溜まるまった抜きカスを
定期的取り除くため仕組み(吸引等)が必要になります。
【④サイドポンチ丸刃】
鉄砲丸刃同様、内側に抜きカスを取り込み、
サイド(横)側へ、抜きカスを排出する仕様です。
鉄砲丸刃同様、抜きカスを溜めるスペースなどの
ベース加工が必要になります。
【図:サイドポンチ使用例】
以上の様に
くり抜き丸刃・スプリングはカスを跳ね出す
鉄砲丸刃・サイドポンチはカスを取り込む仕様に
分けられます。
このカスを跳ね出す/取り込む仕様を
考慮しないで抜型を作成してしまうと
作業時間・品質に大きな差が生まれます。
弊社では、長年のノウハウを基に、
お客様の加工する材料・仕様へ最適な丸刃を
ご提案します。
【図:鏡面仕上げ丸刃】
また、弊社では得意としている
液晶フィルム加工等の精密抜型向けに
鏡面仕上処理をした特別丸刃を使用し、
実際、ご使用頂いたお客様からは、
丸刃の切断面が向上したと高い評価を
頂いております。
丸刃について問題や
ご質問等があれば、お気軽にお問合せ下さい。